JR北海道の石勝線夕張支線は、2019年4月1日廃線が決定されました。
次々とローカル線が廃線になっていくJR北海道。
今回の廃線も、「経済的に維持が困難」が理由。
鉄道ファンとしては、古き良きローカル線がなくなっていくのは悲しい現実。
今回は、その石勝線夕張支線に最初で最後である乗車記録を紹介します。
関連記事:三江線、廃止前の混雑状況は?平日乗車記録
スポンサーリンク
石勝線夕張支線の乗車記録
ということで、少し前になりますが北海道はすでに真冬状態な11月に乗ってきました。

(source)
石勝線は、南千歳ー新得を結ぶ路線。
さらに新夕張ー夕張を結ぶ夕張支線があります。
この夕張支線が廃止になります。
夕張支線は、今から126年前(2018年現在)に開通されて以来、石油輸送を支えていましたが、鉱山閉山後には乗客が激減、数年前から、JR北海道は経済的な理由から夕張支線廃止を提案していました。
そしてついに、今回廃止が決定。2019年4月1日に夕張支線の幕が閉じられます。
関西からまずは東北新幹線はやぶさ21号で新函館北斗駅まで。

スポンサーリンク


電化されていない古き良きローカル電車の雰囲気です。


南千歳駅から次の停車駅は、追分駅。

夕張支線の分岐点、新夕張駅につきました。
新夕張駅の昔の駅名

現在、新夕張駅として知られているこの駅、昔は紅葉山(もみじやま)という駅名だったんです。
その昔の駅看板が残っていました。
現在の新夕張駅には、1981年10月に変更されました。

夕張支線の車内の様子



レトロ感を感じるこの車内、後1年もしない間に乗れなくなると思うと少し寂しい。
車内は、混み合っておらず席もまばらに空いています。
廃線が決まるとなると、全国から最後に乗り納めようと、鉄道ファンがやってきます。
私が乗った時期(2017年)は大丈夫でしたが、現在(2018年5月時点)では、混み合うこともあるそうです。
さらに廃止が近づくにつれ、かなりの混雑が予想されます。
ゆっくりと鉄道旅を楽しみたい方は、できるだけ早く行くことがおすすめ
(2018年GWは増結して運行されたそうです。)
夕張支線の終点、夕張駅に到着

着いた頃には、真っ暗です。

北海道の雪景色とこのローカル電車ってなんだかいい雰囲気を出してくれる(笑)
折り返し石勝線追分駅に着いた頃には真っ暗でした。






まとめ 夕張支線は廃止前に早めの乗車がおすすめ
後1年もすれば乗れなくなってしまう石勝線夕張支線。
乗るなら今がおすすめです。
夏休みや、廃止直前の春休み(2019年3月ごろ)はかなり混雑することが予想されています。
ローカル線だからこそ、のんびりと乗車するのが一番の醍醐味。
廃止前に乗り納めをしておきたいという方は、ぜひ早めの計画をして行ってきてくださいね。
関連記事:三江線、廃止前の混雑状況は?平日乗車記録
関連記事:稚内・樺太食堂のうにだけうに丼は死ぬまでに食べるべき。
コメントを残す