コロンビアの家庭料理アヒアコが美味しい!

南米コロンビアの有名な料理とは一体何でしょう?

コロンビアの家庭料理として有名なのが「アヒアコ」という食べ物です。

まだ日本では、なかなか食べれるレストランも少ないコロンビア料理ですが、日本でもよく使われる「じゃがいも」や「トウモロコシ」を使った料理が多く、意外と日本人の口にも合うのがコロンビア料理です。

今日はそんなコロンビア料理の中で家庭料理の代表的存在「アヒアコ」をご紹介します。

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アヒアコはコロンビア人が大好きな伝統料理。

わたし
アヒアコ??なにそれ一体??

アヒアコという言葉を初めて聞いたわたしはチンプンカンプン状態でした。

「アヒアコ」という言葉を初めて耳にする人も少なくないはず。

そんなコロンビアの家庭料理「アヒアコ」を知るきっかけとなったのは、コロンビア人の友達が手料理を振舞ってくれたからです。

今日はコロンビアの友人が手作りの「アヒアコ」をご馳走してくれた時のこと交えて「アヒアコ」という食べ物について紹介しますね。

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「アヒアコ」ってどんな食べ物?

友人手作りのアヒアコ

優しい味だけど食べ応えがありメインにもなるお腹に溜まる美味しいスープ。

これこそが、コロンビアの家庭でよく出てくる「アヒアコ」です。

アヒアコは、各家庭でつくり方や材料が異なるらしく、コロンビアの所謂「おふくろの味」的存在なんですね。

では、詳しい作り方や味はどうなのでしょうか。

「アヒアコ」の主な材料はチキンとじゃがいも。それにトウモロコシが添えられます

チキンとじゃがいもを一緒に煮込み、じゃがいもがトロトロ、崩れる直前くらいまで煮込んで作られるスープです。

(日本でいうとクリームシチューに近いドロっとした重ためのスープ)

スープといえどもじゃがいもベースなので、お腹にズシっとくるアヒアコは夕食のメインにもなるくらいのボリュームある一品で「食べるスープ」といったような感じですね。

食べる直前にお好みでケッパーやクリームをかけるのが定番。

アヒアコの味は、じゃがいもの甘みとチキンから出る旨みが美味しい優しい味のスープです。

またこのトウモロコシがすっごく美味しい!私たちがよく食べるトウモロコシに比べて一粒一粒が大きくて甘みが控えめでスープにとっても合います。

スープ自体に辛さはまったくなくて、あっさりした日本のクリームシチューのような感じでした。

アヒアコの付け合わせは、アボカドとライス

このアヒアコと一緒に食べる定番がアボカドとライス。

アボカドとライス?と思いますが、とにかくコロンビアの人はアボカドをよく食べる。

(コロンビアではアボカドはかなりの安値で売られているんです。羨ましい!)

私のコロンビア出身の友達もしょっちゅうランチにアボカドを食べていたな〜。

しかも塩とかかけずそのままパクリと食べるんです。(´・Д・)」

これには私もびっくり。日本では「ワサビ醤油でアボカド食べたりするよ〜」なんて言うと、逆に相手ががく然としていました。笑

そしてコロンビアの人たちも日本人と同様主食としてライスを食べます。

なのでアヒアコにも「+アボカドとライス」となるようです。

お米の種類は日本のお米とは違ってタイ米やバスマティライスのような長いパラリとしたタイプが一般的。

ぱらりとした食感のお米でカレーによく合います。

お米は少し違いますが、じゃがいも・鶏肉・トウモロコシなど日本人の口にも受け入れやすい食材で作られるコロンビア料理です。

留学中に出会った素敵なコロンビア出身の友人

アヒアコからは少し話は逸れますが、このアヒアコを知るきっかけになったのは、メルボルン留学中にクラスメイトの一人だったコロンビアの友人が教えてくれたからなんです。

彼女は帰国前の私に、「帰る前までに何か料理を振る舞いたい」と言ってくれたので、「コロンビアで定番の家庭料理が食べてみたい」とリクエスト。

その時に作ってくれたのが「アヒアコ」でした。

彼女いわく「アヒアコ」の作り方は各家庭母から教わる伝統的な料理らしく、彼女のお母さんにレシピを聞いたり、使う材料もColesやWoolworthなどの普通のスーパーマーケットではなく、コロンビアの食料品が揃えられたグロッサリーにわざわざ足を運んでくれて調達してくれたそう。

私のためにここまでしてくれるなんて!すごく嬉しかったです。

本場の味「アヒアコ」を作るには、じゃがいもにこだわりがあります。

というのも、一般的に食べられている白いタイプと赤みがかったタイプの2種類のじゃがいもを使うのがポイントだそうです。

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<余談>

メルボルン留学中には、英語力の向上以外にもたくさん得たことがあります。

その一つが素敵な人々との出会い。今回アヒアコを作ってくれた友人を含め本当に素敵な友達がたくさんできました。

その中でも南米・ラテン系の人たちはとっても情が厚い人ばかり。親切で明るく感情表現も豊か。

日本人には持ち合わせていないような部分がたくさんあり、私にとっては刺激的でした。

授業中でも、控えめな日本人とは正反対。わからない事があると、自分の納得いくまで先生に質問し続ける熱心さや(日本人だと分からなくても聞けない時が多くないですか?)、自分が思っている事をはっきりと意見できる力を持っています。

ついつい海外に出ても控えめですぐ謝ってしまう日本人の私が見習わなければならに一つだなと思いました。

海外に出ると、「YES」「NO」をはっきり言う勇気、自分の意見をしっかりと述べる力が必要な事に気付かされます。

周りのことを考えずただ自分の意見を主張しすぎたりするのはやりすぎですが、もう少しアウトプット力を養っていく事が、多くの日本人には必要なのかなと。

(*あくまで個人の意見です。)

コロンビアの家庭料理「アヒアコ」からかなり懸け離れた話になってしまいましたが、今日はこのへんで。

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