1週間で痩せる!と短期間ダイエット方法として、脂肪燃焼スープは有名ですよね。
でも、実際にやってみた人の結果では
「脂肪燃焼スープで痩せない」
「痩せるよりヤツれた」
なんてことも。
脂肪燃焼スープダイエットで痩せない理由は、たんぱく質不足かもしれません。
脂肪燃焼スープは低カロリーなので痩せるのは当たり前。
でも、きれいに痩せるために必要なたんぱく質が完全に不足しています。
そこで、脂肪燃焼スープに肉や魚、チーズを加えましょう。
そうすると、たんぱく質もしっかり摂れて健康的に痩せれます。
実際に私はこの肉入り脂肪燃焼スープで、筋肉を落とさずきれいに痩せることに成功しました。
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目次
肉入り脂肪燃焼スープダイエットで痩せる
きれいに、健康的に痩せたい人におすすめしたい、肉入り脂肪燃焼スープ。
基本の脂肪燃焼スープに、肉や魚、卵、チーズなどたんぱく質が摂れる食材を加えることで筋肉を落とさずきれいに痩せることができます。
野菜だけの低カロリー脂肪燃焼スープよりも、もちろんカロリーは高くなりますが栄養バランスは整います。
また腹持ちもよく、空腹感や物足りなさに苦しむことなく減量できるのでおすすめです。
脂肪燃焼スープダイエットで痩せない理由
基本の脂肪燃焼スープでは野菜だけなので、超低カロリー。
(そして超たんぱく質不足です。)
なので、しっかりとルールに従って脂肪燃焼スープダイエットを行うと体重はスルっと落ちるはずです。
というか体重減少は当たり前です。
(摂取カロリーが極端に少なくなるから。)
でもその時に落ちた体重のほとんどは「水分」と「筋肉」です。
悲しいことに本当に落としたい肝心な「脂肪」は残ってしまい「筋肉」が落ちてしまう。
そんな痩せ方をしてしまうと「きれいに痩せる」ことは出来ずただヤツれてしまうだけ。
そこで私は自己流のオリジナル脂肪燃焼スープを作ることにしました。
野菜と一緒にしっかりとお肉を取り入れた脂肪燃焼スープの方が「効率良くきれいに痩せる」ことができたのです。
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脂肪燃焼スープの材料は、
- キャベツ
- ピーマン
- たまねぎ
- セロリ
- にんじん
- トマト缶詰
こんな感じの材料が一般的でしょう。
(「脂肪燃焼スープ 作り方」などで検索すると出て来ます。)
これを見ると、野菜ばっかりヘルシーでダイエットにぴったりな食べ物に見えますよね。
でも、もう一度よ〜く見直してみてください。
このスープには、綺麗に痩せるために大切な栄養素が完全に抜け落ちてしまっているということ。
それこそが(何度も言っている)たんぱく質です。
この材料の脂肪燃焼スープには、野菜からとれる微量のたんぱく質しかとることができません。
ダイエット中にきれいに痩せるために大切なのは(健康な身体を維持するためにも必要なのは)たんぱく質です。
そんな大事な栄養が抜け落ちてしまっていては、きれいに痩せることは難しいんですね。
基本の脂肪燃焼スープダイエットは1週間のプログラム。
初日3日間は、野菜とフルーツのみ。
その後はベイクドポテトや玄米を食べる日がありますが、たんぱく質の元となる「肉」が食べられるのは7日間でたった2日(もしくは3日)だけ!
これでは完全に不足。
また脂質も不足しています。
え??油??
ダイエット中なんだからむしろ油など脂肪分は避けた方がいいんじゃないの?
と思いますよね。
▼ダイエット中に「脂肪」が大切なのはこの本が参考になりました▼
身体にいい油は、痩せるためにも健康にも必要です。
おすすめは、オリーブオイル・ココナッツオイル・ギーなど。
また脂質不足は、
- 便秘になる
- 元気がでない
- 肌が荒れる
- 肌ツヤがなくなる
などの原因にもなります。
適量の良質な脂質は、ダイエット中でもしっかり摂ることをおすすめします。
肉入り脂肪燃焼スープの作り方
完全自己流の脂肪燃焼スープの作り方です。
材料
*作りやすい分量になっています。
- キャベツ 4分の1〜半分
- セロリ 1〜2本
- ピーマン 3〜4個
- にんじん(無くてもいい) 半分〜1本
- たまねぎ 1個
- ホールトマト缶 1缶
- にんにく
- 鶏肉もしくは牛赤身肉(カレー用とか)250〜300g
- 塩
- こしょう
- オリーブオイル
基本の脂肪燃焼スープから
- 鶏肉または牛赤身肉
- オリーブオイル
- にんにく
3つが加わっています。
材料の分量はあくまでも目安。
お好みで野菜や肉の量は変えて大丈夫。
お肉の量は、減らさないことがおすすめ。(たんぱく質不足を避けるため)
手順
作り方は、基本の脂肪燃焼スープと同じで簡単です。
- 野菜・お肉を適当に食べやすい大きさにカットする。
- みじん切りにしたニンニクとオリーブオイル(適量)を鍋に入れて弱火にかける。
- いい香りがしてきたら玉ねぎを入れてじっくり炒める。(これが美味しくなるコツ)
- 鶏肉(または牛肉)を炒める。
- 他の材料すべてを投入して、全体を炒める。
- 具材がひたひたになるくらいの水とトマト缶を入れる。
- じっくり野菜が柔らかくなるまで煮込む。
- 塩とこしょうで好みの味付けにする。
基本の脂肪燃焼スープは、油を使わず作りますが、肉入り脂肪燃焼スープは最初にオリーブオイルで具材を炒めます。
その理由は、『野菜の栄養をしっかりと吸収しやすくするため』と『脂質不足を防ぐため』の2つ。
野菜が本来持っている栄養素は、油と一緒に調理することで吸収率が高まります。
にんじんの場合、油と一緒に加熱して食べることにより美肌効果が期待できる「βカロチン」の吸収率が生で食べるよりもグンと上がります。
「油はダイエットの天敵」と思っているなら、そんな考えはもう捨てちゃってください。
きれいに痩せるためには「油」は必要不可欠です。
*使用するお肉は、なんでも大丈夫。
鶏肉または牛肉と書きましたが、もちろん豚肉でも。
お好みのものをご用意ください。
ただし、どのお肉でもおすすめする部位があるので参考に。
- 鶏肉→胸肉・手羽元・皮なしもも肉
- 牛肉→輸入牛の赤身
- 豚肉→もも肉
どれも他の部位に比べて「高タンパクで低カロリー」なのが特徴です。
鶏肉の場合、胸肉にはほとんど脂質がないので多めにオリーブオイルを使ったり、もも肉と半分ずつ組み合わせるのもおすすめ。(もも肉の場合はある程度の皮は除く。)
手羽元は美味しいダシが出てスープ自体の味が美味しくなります。
牛肉の場合、おすすめは輸入牛の赤身。個人的におすすめなのはオージービーフです。
国産牛に比べ値段も安く、美味しい赤身肉です。
間違っても、国産牛の霜降り肉は使わないこと。
脂身が多すぎる牛肉には、たんぱく質の割合が少なく脂質がとっても多くなりダイエットには不向きです。
豚肉の場合は、もも肉がおすすめ。
豚バラは牛肉と同様たんぱく質よりも脂質過多なので避けておきましょう。
痩せる肉入り脂肪燃焼スープの食べ方
たんぱく質・脂質不足を防いできれいに痩せれる肉入り脂肪燃焼スープが出来上がったら、次に目的にあった食べ方です。
自分に合った食べ方を選んでくださいね。
短期間で効果を出したい人(3日〜7日程度)
できるだけ短期間で体重を落としたいという人におすすめの短期集中型の食べ方です。
1日の食事すべてをこの脂肪燃焼スープに置き換えます。
もちろんお酒は控えて、間食なども避けるのがベター。
ちょっとストイックなダイエット方法ですが、その分即効性もあるのがこの食べ方。
この短期集中型の脂肪燃焼スープの食べ方を実践するにあたって、いくつか注意点があります。
- 絶対に7日間以上続けない
- 効果を絶対に出したいなら強い意志が必要不可欠
- 身体に不調を感じたらすぐに辞める
この3つは絶対です。
短期集中で痩せるのが目的なので、1週間以上は行わないこと。
- 数日後に大事なイベントがある
- 連日の食べ過ぎをリセットしたい
という方にはぴったり。
でも、リバウンドしやすいところもデメリットとしてあるのを頭なの中に入れておいてください。
成功させるための秘訣は
- ゆっくりよく噛んで食べること
- 水分補給をしっかりすること
この2つを意識することも大切です。
これらルールをしっかり守って行えば3日間で、1〜3kgの減量は可能。
「1日の食事がスープのみ」聞くとかなり辛そうですが、肉入り脂肪燃焼スープはしっかりたんぱく質が摂れるスープ。
なので、腹持ちもよく野菜だけでなくお肉も食べられるというボリューム感・満足感が得られるメリットがあります。
通常の脂肪燃焼スープのように、飢餓感に苦しむことがありません。
1〜3ヶ月以内に痩せたい人
次に紹介する効果的な食べ方は、1日の食事のうち昼食または夕食を脂肪燃焼スープに置き換える方法です。
短期集中型とは違い、1日のうち1食だけスープに置き換えるという比較的取り組みやすい方法です。
この方法がおすすめな人は
- ストイックな食事制限はしたくない
- 地道にコツコツと減量したい
- 目標期間までに1〜3ヶ月以上ある
一番効果的なのは、夜の夕食をスープに置き換える方法。
夕食後は、基本的に活動量はほとんどなく後は寝るだけなので、エネルギーを絶対に必要としません。
また夕食を軽めにすることによって、消化にかかる胃腸の負担を減らします。
その結果、質のいい睡眠が取れる嬉しい効果も。(質のいい睡眠はダイエットに役立ちます。)
とはいえ、夕食はゆっくりと自分の好きなものを食べたいと思う人も多いはず。
そんな時は、昼食を脂肪燃焼スープに置き換えます。
普段ランチでパスタや麺類など炭水化物メインのものが多いという方は、ランチを脂肪燃焼スープに置き換えるだけでかなり効果が期待できます。
自分のライフスタイルなどに合わせて、昼食もしくは夕食どちらの食事をスープに置き換えるかを決めてください。
できるだけ目に見える効果がすぐ欲しい人→夜に置き換えがおすすめ
昼間は仕事が忙しくて空腹が紛れやすい人→昼に置き換えがおすすめ
脂肪燃焼スープの食べ方アレンジ
脂肪燃焼スープダイエットを続けていると、味に飽きてしまうことも。
そんな時におすすめなのが、「調味料やスパイスのちょい足し」です。
味噌
日本人ならだれもがホッとする味「味噌」です。
味噌は日本の伝統的な発酵調味料で、腸内の善玉菌を増やすエサにもなる食材。
ダイエットや健康・美容にとっておきの日本の伝統食材です。
そんな味噌を、この脂肪燃焼スープにちょい足しするだけで、ぐっとコクが出て美味しくなります。
意外と思われるかもしれませんがトマトと味噌の組み合わせは悪いどころか、美味しい!
おすすめはの味噌は、「麦味噌」や「玄米味噌」もしくは「合わせ味噌」など。
わたしは、いつもこのお味噌を愛用しています。安心安全の製造方法で美味しくておすすめ。
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チーズ
洋風のアレンジならチーズがおすすめ。
私がよく使うのは「粉チーズ」か「スライスチーズ」の2つ。
この粉チーズは安くて大容量なのでおすすめ!
しっかりと塩分があるので、調節して入れてくださいね。
「粉チーズ」はちょっとコクが欲しい時に、一振りするだけで一気にイタリアンっぽい味になってくれます。
かけすぎない限り、大幅なカロリーアップにもならずでもチーズの風味が楽しめるのでおすすめです。
また食べる直前に、パパッとふりかけるだけなので簡単です。
もう一つが「スライスチーズ」
ちょっとボリュームが欲しいなと思った時にはおすすめ。
なぜここでシュレッドチーズではないのかというと、「スライスチーズの方がいれすぎないで済む」からです。
チーズ好きな私の場合シュレッドチーズになると、たくさん入れたくなっちゃいます。
(減量目的以外でスープを飲む時はいつもこれをたっぷりと入れています。)
ですが、スーパーなどで売られている一般的なスライスチーズだと一枚あたりのカロリーは50〜70キロカロリー程度が平均。
そこまでカロリーが高くなるわけではなく、またチーズもたんぱく質を含む優秀食材なのでアレンジ材料としておすすめです。
▶︎【コストコおすすめチーズ】マンチェゴはワインに合う最高のチーズ
タバスコ
辛いもの好きにおすすめ。
ピザでもトマトソースにタバスコは最高の組み合わせですよね。
いいアクセントになってくれて、脂肪燃焼スープの味に飽きた時におすすめです。
粉チーズやスライスチーズとの組み合わせもいいので、ぜひ試してみてください。
コチュジャン
韓国風にアレンジするのもおすすめ。
コチュジャンは辛味と甘味が合わさった韓国の伝統調味料です
これも味噌同様にコクが出てまた一味違った美味しさの脂肪燃焼スープに変化します。
ただしコチュジャンには水飴などの糖分が意外と多く含まれているの入れすぎには注意。
オリーブオイル
便秘気味の人にもおすすめなのがオリーブオイル。
仕上げに一回しするだけで。味に深みが出て風味もよくなります。
オリーブオイルは便秘にも効果的。
便秘の原因の多くは、脂質不足。
脂質不足になっていると、腸内で便が固まってしまって出しにくくなってしまうんですね。
そこで良質な油であるオリーブオイルを摂ることで、腸内に固まってしまい出にくくなっている便を排出しやすく働いてくれる効果が期待できます。
今回のように調理以外に使うときのオリーブオイルはできるだけ質・味がいいものがおすすめ。
絶対に「エクストラヴァージン」のものを使うようにしてくださいね。
豆乳
女性に嬉しいイソフラボン成分が豊富な豆乳も脂肪燃焼スープのアレンジに使えます。
豆乳は砂糖などが入っていない無調整のものを選ぶのがおすすめ。
少しポタージュのようになってクリーミーさが出るので、トマトの味にはもう飽きてしまってガラリと味を変えたいときには結構おすすめ。
初めに紹介した味噌もちょっと付け足すとさらにコクが出て美味しいですよ。
肉入り脂肪燃焼スープのまとめ
肉を追加してたんぱく質がしっかりとれる脂肪燃焼スープは、きれいに痩せるダイエットに効果的。
満足感もしっかり感じることができるので、辛い思いをせずにダイエットを続けることができます。
短期間で痩せたいなら食事を全てスープに置き換え。
またゆっくり確実に痩せるなら、1日1食を置き換えするのがおすすめです。
ぜひ、満足感のある肉入り脂肪燃焼スープ、試してみてくださいね。
この記事に書いてある内容は、すべて個人の見解によるものです。
医学的根拠などはありませんのでご了承ください。
現在、体に不調や持病などお持ちの方や不安のある方は、行う前に医師の診断を受け相談・指導に従うようにしてください。
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